2006年10月06日

見えないけれども気を遣う

ダンナ君がややかっこいい風味(笑)で、この家のコンセプトや
自分の建築に関する考え方などを記した建築概要及び設計ノート。

数日にわたってアップしてきましたが、今日が最後でっす♪(゚∀゚)

今日アップするのは「見えない部分のヒミツ」と
ダンナ君が銘打っている設計ノートの番外編のようなものです。

家を建てる、ということだけではなく、家が建ってから
住人の変化や時代の変化に対応するにはどうしたらよいか?
というような視点もあります。

家を建てていると、そのことに精一杯になってしまって
なかなか「将来のためにこうしておいた方がいい」という考えは
二の次になってしまいがちではないですか?

建築士はそういうこともちゃんと考えているんだなあ、と
理解していただけると嬉しいです。

それでははじまりはじまり〜゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

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[見えない部分のヒミツ]

基礎

この建物は鉄骨造で、見た目の通り偏心しています。

0506コンクリ出来.JPG
基礎と鉄骨むき出し写真。懐かしいなあ

だから、柱にかかる力は一定ではありません。
基礎が負担する力を効率的に分散させるため、
実は全ての基礎の大きさが違います。

構造計算によって得られた数値から詳細に基礎を設計したためです。


屋根

ガルバリウム鋼板の屋根は雨音と日射による対策が重要となります。

屋根の下地には、防音と断熱を兼ね備えた特殊なボードを張っていて、
音や熱が室内に伝わりにくくしています。

0614大部屋天井.JPG
2階大部屋の天井下地

また、2階の天井裏に空気層を設けてその部分を機械換気することで、
さらに熱が伝わりにくくしています。

排水経路は3次側まで設けていて、経年劣化などに対する雨漏りの対策も
厳重に行っています。


【下地】

自身の老いや家族構成の変化などにより、住宅に求められる機能は
変化し続けます。

手摺が必要になる箇所が増えたり、間取りや収納を変更させたり・・・。

後々に大掛かりな工事をしなくてもいいように、壁の中などの
手が加えにくい場所に下地などを入れておくのは大切なことです。

この家は数十年先に必要となる手摺の位置にも下地が入っています。


【技術の進歩】

インターネットの拡大など、予想を超えるほどの
急速な技術の進歩があります。

これから先もどんな技術が生まれ、私たちの生活に潤いを
与えてくれるかわかりません。
少なくとも、LAN環境などは急速に進歩を遂げることとなるでしょう。

最近の新築物件は、全室LAN配線は当たり前となっています。

でも今のカテゴリー5や6はいつまで続くでしょうか?

あと数年もたないかもしれません。
そのとき配線は使えるでしょうか?

というわけで、壁の中には大きめの配管を各部に張り巡らせています。
こうすることで、将来の進歩に対応できたらと考えています。

詳細は言えませんが、セキュリティー設備も同様の対応となっています。


【いつかきっと・・・】

シアタールームは魅力的です。しかし、今は予算的に絶対に無理!
でも夢は捨てきれないので、準備だけはしておきました。
スピーカーやプロジェクターなどの線を簡単に壁の中に通すことが
できるようにしていて、電源なども確保しています。
何年先かはわかりませんが・・・。



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以上で、ダンナ君の建築概要関連シリーズは終了です(^.^)

建築に対する基本姿勢や考え方は、
それこそ建築士の数だけあると思います。

でも基本的にはどの建築士も、お客様と一緒になって
よりいい物を作っていくことを望んでいると思います。

建築士と家を建てたいと考えて、このブログを
参考にしてくださっている方もいるかもしれません。

もしそういう方がいたら、どんどん情報を仕入れて
いろんな建築士と会って、納得行くまでお話されるのが
いいと思います。

話を聞くだけでお金取られるなんてことないと思いますから。
(あ、でも行く前にちゃんと確認してくださいね(^_^;)

話を聞いて「この建築士さんとは合わない」と思えば
お断りすればいいんです。
この段階でならお断りしても、建築士の方も「ご縁がなかった」と
考えると思います。

もし「断るなんて」と怒り出すような建築士なら、
それこそ「やっぱり断ってよかった」となるでしょうし(笑)

そしてもし建築士と家を建てることになったら、
自分の希望は早い段階で遠慮せず伝えてくださいね。

家がほぼ完成に近づいた時点で「やっぱりこうしてほしい」と
言われても、どうしようもないこともありますから。

仕上がりを頭の中で完璧に想像するのは難しいので
形が出来てイメージが現実のものになると、やっと自分の希望が
はっきりする、というのもわかるんですけどね(^_^;)
私もそうだったしw

今日は長くなってしまいました。

お付き合いありがとうございましたm(_ _)m

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posted by 魚座のあい at 14:06| Comment(5) | TrackBack(1) | 建築概要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ここは、「建てるお施主側」の方のコメント尊重して ご遠慮すべきか、
とも思いつつ やっぱり書いてしまうのでした♪

こういう部分が、実はとても大切で、
しかし お施主には思い描けない部分ではないでしょうか。
何も言わずとも、これらを考慮するのもプロのプロたる所以。
建築側も千差万別、ピンからキリ。
旦那さまの姿勢に、それを感じる あいちゃんの姿勢に、私も思いを新たにしました。
貴重なものを公開していただき、ありがとうございました。
マジメモードにて候。
Posted by どれみ☆ at 2006年10月06日 22:50
一番のびっくりは、基礎の大きさが皆違うとのこと。へぇぇぇぇだわ。
なんか計算式があるのだろうね。
知りたい・・数字好き花子&電卓好き花子

私の周りにこんな建築士さんいるかしら・・・
あ、『ごん太くん』は建築士だったわ。でもでも向上心がないからダメね。
出張で、お三人様(ダーリンと、F.Nさんと、どれみ☆さん)に頭つき合わせてもらったらどんな家になるかしら・・・楽しみ。
お金かかりそう・・・・
Posted by 日本花子 at 2006年10月07日 10:30
↑花子さんの提案、いいですねー。
報酬は夕食代わりの宴会ってことで。・・・ダメ?
地酒もつけるからさあ、いいじゃん♪

え?そっちのほうが高いかも?・・・ありうる。
Posted by サクセス at 2006年10月07日 11:34
色んな意味で、将来を見据えた計画。。

で、ご主人、将来のシアタールーム完遂の為に、
ゴルフは少し控えてらっしゃる??(笑)

それにしても、花子さん・サクセスさんのコメントの大冒険案!?
上記のお二人の大先生がいらっしゃるなら、
私はコッソリ、宇治茶でも飲んで横に正座しておきますよ(笑)
Posted by F.N at 2006年10月07日 13:29
>どれみ☆さん
「プロなら当然」でも、素人には分からないことって多いですよね。
特に家作りなんて初めての人がほとんどだろうし。
わからないからこそ、信頼できるプロと一緒に頑張って欲しいなあと願い
最後にあんな駄文をのっけてしまいました(^_^;)

少しは誰かの役に立てたらいいな。

>花子さん
「向上心がない」って手厳しいですねw

花子さんの提案のように、3人が集まれば・・・
うーん、お互いのこだわりが3人3様になりそうなので
なかなか白熱した場になりそうですね〜。
私はもちろん隣で傍観しておきますけれど。

もし京都でやるならつじり(漢字わかんない・・・)の
抹茶パフェ食べたい。←完全にこっちがメイン

>サクセスさん
おっ、サクセスさんも観客に加わってくれるんですね♪(゚∀゚)
じゃ、議論する3人の傍らで私たち、飲んだり食べたりしましょうか♪
って完全に、最初の目的からずれまくり・・・

>F.Nさん
ゴルフ・・・・
そうですね、最近は打ちっぱなしではなく庭で素振りしてます(笑)
これもシアタールームのためだったのかしら?

そんなコッソリ、なんて言わずにちゃんとF.Nさんも参加してくださいよ。
ギャラリーいっぱいいますよ〜。
しかもみんな期待に満ち溢れているに違いない(≧∀≦)b
Posted by 魚座のあい at 2006年10月07日 15:45
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